2012/03/22

「JIDAI MAP MEETING  ご先祖さまをお迎えする風習についてのトリビア (第189回 平安時代のミステリースポット より)」

今回のテーマは、平安時代のミステリースポットでした。
貴船神社や地主神社、一条通・大将軍商店街などなど数多ある“謎”スポットの中で編集長がピックアップした「六道珍皇寺」は昔、あの世とこの世の境界地と言われてきた場所で、平清盛の基礎知識でご紹介したように平家ゆかりの地でもあります。

ここ、六道珍皇寺が一番賑やかしくなる季節は夏。8月13日から始まる京都のお盆では、その前の7日~10日の間にこの“六道さん”にお参りをして、境内の鐘を響かせて「お精霊さん」と言われるあの世にいるご先祖さまの霊を、現世にお迎えに上がるのです。
なので、その時期の界隈は普段の様子しか知らない人が見ると詰めかけている人々の数に(六道珍皇寺のある六波羅のあたりはもともととてもひっそりと静かなのです)びっくりするはずです^^;

さて、そんな「六道参り」でお迎えに上がったご先祖様の霊がお帰りになるのが、皆さんご存知の「大文字・五山の送り火」です。五山の送り火は、その起源や由来について実はよくわかっていません。「いつ、だれが、何のために」始めたのかは、謎のままになっているのです。

ちなみに、現在の大文字は「大文字」、「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」の五山で行われていますが、明治時代以前には、なんとこの他に「い」、「一」、「竹の先に鈴(竿に鈴)」、「蛇」、「長刀」があり、合わせて十山で執り行われていたのだとか!

五山の送り火は、このほか「大」は人形(ひとがた)、「妙法」はお経の題目、「船形」は精霊舟、左大文字で厄を落としてから「鳥居」をくぐり、あの世に帰られる…という意味などもあると言われています。

掘り返すと、色々とミステリーが溢れかえってきちゃいますね~^^;

来週は、ミステリーの続編!??小野篁に迫ります。

2012年03月22日 18:47

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