2011/07/27

「JIDAI MAP MEETING  多摩川のアユ物語(第155回 江戸の暮らしパート①より)

先週のJIDAI MAP MEETINGは、水戸黄門様に続き、「江戸の暮らし」をクローズアップ。これまでも何度か城下町・大江戸のエコな暮らしぶりをご紹介して参りましたが、江戸って本当に凄い都市だったんですよ。

当時にしては最先端の「世界一の水道システム」…地中に張り巡らされた「木樋(もくひ)」という木製の細長い管を通して江戸市中に水を送っていましたし、上水道と同じく、下水道も整備・管理されていました。例えば、長屋の井戸端で流した汚水は、長屋の路地の真ん中に掘られた下水道に流れ込み堀や川へ流れる。その時、吐き出し口に柵(さく)を設けて、ゴミが一緒に流れ込まないようにしていたそうです。

現代とは違い、洗剤や油が下水に流れる事はほとんどなかったため、下水に含まれる栄養分で海にはプランクトンが増え、江戸前といわれる東京湾の魚が豊富になったそう。
ちなみに人間の排泄物は、畑への肥料として農家さんに売っていました。100万人の江戸住民は、化学肥料に換算して年間五万トンもの肥料を生産していた計算になるそうです。そして、ナチュラルな農作物育成のエネルギーを生み出していたのです。

他にも、紙くずを拾い集める職業もありましたし(再生資源として使われました)、それよりもっと作るのが大変な金属類の回収は徹底的に行われていたそう。社会全体で、高度なリサイクルシステムを構築していたんですね。

それから、百数十年……社会のありようは随分と変化し、当時の暮らしを知るよすがはほとんどありませんが、ひとつニュースで面白い話題を発見しました。

多摩川の天然アユが念願の商品化をしたそうです。多摩川といえば、タマちゃんを思い出しますが、かつて多摩川でとれるアユは、将軍に献上されるほどの高級品だったのだとか。高度経済成長期に入ってからは、多摩川は「死の川」と呼ばれるほど魚が激減した時代があったそうですが、下水処理技術の向上や環境への意識から徐々に回復したそう。
そして、清流に棲むアユは平成2年ごろから増加し始めて、今年は220万尾!の稚魚の遡上が確認されたのだとか…。
多摩川でアユが取れるんですねえ…東京の川だから、まさか清流に棲む魚がいるとは思っていませんでした。これにはもちろん、多摩川のアユを増やそうと活動する人々の活動の成果でもあります。その他にも、ボラやすじえび、うなぎなど様々なお魚が生息しているそうです。

ちなみに、先ほどお話した江戸の世界一の水道システムですが、水はこの多摩川から引いていました。そんなわけで、木製の水道管を通って流れてくる水をつるべに汲んだとき、水と一緒に流れてきてしまったアユが紛れ込んでいることもあったのだとか。
あたった人は大喜びだったそうですが、なんだか真夏にこんなお話を聞くと、少し涼しく、そして心はほっこりと暖かくなりますよね。

次回は、江戸の暮らしパート②をお送りします。

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2011/07/19

「JIDAI MAP MEETING  水戸黄門様の一大事業(第154回 水戸黄門の真実パート②より)

黄門様放送終了の衝撃ニュース発表と、寄寓にも同日放送だった「JIDAI MAP MEETING」。水戸黄門様の真実に迫る!のパート2は、黄門様の一大事業をご紹介しました。そんなパート2のダイジェストをざっと辿ると。

「風車弥七の墓がある!?」
モデルになった人が実在したそうです。

「黄門様、歴史書を編纂する」
日本の歴史書の大編纂事業。黄門様30歳のころに始まって以降、水戸藩の事業として250年にわたり引き継がれ、明治時代に完成しました。

「グルメ王・水戸黄門様の手打ちうどん」黄門様は、実は相当なグルメ。とくにうどんは大好物で、江戸の職人に師事して、自ら打てるほどの腕前になったのだとか…。日本で最初にラーメンを食べた人であったとも。

「黄門様の蝦夷地(北海道)探検」
蝦夷地とは、北海道のこと。光圀はその広い国際的関心からか、蝦夷地の産物や天然資源に関心を寄せ、その入手を図ったのであろうと推測されているそう。光圀は蝦夷地探検で水戸の米と引き換えに、2万本の生ザケ、熊やラッコ、トドの皮を持って帰ってきたとか。

ちなみに、この蝦夷地探検の目的は他にもあったという説も。中世の源義経や武蔵坊弁慶のその後を追跡するというものだそうです。その理由が、蝦夷地には弁慶岬など、彼らの名にまつわる地名が存在すること、彼らにちなんだ伝説が複数存在することなどが根拠だそうです。

ほか、伝説として語り継がれているお話に、義経一行は奥州からひそかに蝦夷地へ抜けて、北方でチンギス=ハンとして活躍したとかいうのも時々聞きますよね。

なんとも、想像の翼が広がるお話です。光圀は、一体どんな想像を羽ばたかせ、この蝦夷地探検を指示したのでしょうか。

来週は、江戸の暮らしをクローズアップします。

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2011/07/15

「JIDAI MAP MEETING  衝撃・・・本日のお題は水戸黄門様!!

本日、発表された日本国民衝撃のニュース……。

「この印籠が目に入らぬか!!」の名ゼリフで人気を集めた超・長寿番組TBS系時代劇「水戸黄門」(月曜午後8時~)が、現在放送中の第43部で終了するそうです。

40年余りにわたる放送で、現在の黄門様役の里見 浩太朗さんは「突然、ズバッと背中を斬られたような衝撃。無念です」とおっしゃってるそう。子供のころから親しみのある番組が終わるのはとても残念。
残りの放送回を、楽しみましょうね(・・。)

さて、驚くことに、本日の「JIDAI MAP MEETING」は、偶然すぎて衝撃なのですが、「水戸黄門様の真実のpart2」をお送りします。

先週のパート1では、黄門様の出生とグレた若者時代。助さん角さんは実在した!水戸黄門様は旅をしていなかった!などのトリビアネタ満載でお送りしました。

本日のPart2では、

「風車弥七の墓がある!?」
「黄門様の一大事業」
「グルメ王・水戸黄門様の手打ちうどん」
「黄門様の蝦夷地(北海道)探検」

のほか、世界遺産に登録され奥州平泉の話題などで盛り上がります!
放送は、α-station 89.4MHz エフエム京都 21:00~でON AIRします。
ゴルゴ松本(TIM)×えとう窓口(Wエンジン)×松岡編集長で盛り上がってまいりますので、どうぞご期待くださいませ。

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