2011/02/16

【JIDAIMAP MEETINGおさらい】お犬様の真実

今週は、生類憐れみの令を公布した「犬公方」こと「徳川綱吉」の人物像についてググっとクローズアップ!生類憐みの令・・・歴史の教科書の中でも、その内容のセンセーショナルさ?から鮮明に記憶されている方も多いかと思います。が、その人物像については、はっきり言って、「ほかに何やったのかサッパリ・・・テヘ」な方は多いのではないでしょうか?有名人の意外に知らない情報をお伝えする。これもJIDAIMAP MEETINGのいいところだと思ってます(笑)

さて、早速そんなお犬様の簡単なプロフィールを紹介しますが・・・

◆戌年(イヌ!!!)の正保3年(1646)1月8日、3代将軍・家光の4男として誕生
◆母は家光の側室「お玉の方=桂昌院」
◆将軍になったのは、結構遅くて34歳の時。兄に跡取りがなかったことで、将軍職を相続する事に。因みに、京都の八百屋の娘から側室となった母・桂昌院に新たな経歴が。将軍の生母として大奥に華々しく復活!綱吉と母は強い絆で結ばれ、桂昌院は大奥で絶大な力を誇示したそうな。

そして、知られざるお犬様の実像ですが・・・

当初は、善政でブイブイいわせました
当初は、政治に積極的で、彼の行った改革は「天和の治」と呼ばれる善政。儒学の振興をはかるため、湯島(東京都文京区)に聖堂を建てた他、朝廷儀式の復興。天皇陵を調査、整備するなど、わが国の文化史上に欠くことのできない事業を実施したとか。

リストラからはじめました
これまで、政治の実権を握っていた大老などをクビにして、堀田正俊(綱吉が将軍になれるよう尽力した人物)を大老に。以降二人三脚で、これまでの悪政を改革していきます。ちなみに、家康が作ったこれまでの幕府のシステムは、老中が会議で政策を決定し、将軍が承認するだけ・・・ようは、バカ殿様だった場合の将軍の暴走を防ぎ、将軍が思い通りに政治が出来ないシステム。このシステムを変え、綱吉自身が政治に関われるようにします。幕府のシステムの改革にも力を入れ、役職の全てが家柄で決まっていた制度を、低い身分でも実力のある者を登用するシステムに変更したそうです。

なぜ、悪者イメージが?
編集長いわく、「本当は頭の切れる賢い人物だった・・・が、大老・堀田正俊が暗殺された事や、息子を幼い時に亡くし、以後子供が出来なかった事などから綱吉の政治に対する取り組みがブレてきた」。この辺りから「生類憐れみの令」が公布(綱吉の治世の間に、120回くらいに分けて順々に出された)。こちらは先週紹介したように、後半はやり過ぎではありましたが、紙切れ同然のように扱われてきた“命の大切さ”を民衆に訴えたという功績があり、現在では評価される意見もあります。

ちなみに、悪いイメージは、この「生類憐れみ政策」以外に母・桂昌院が力を持ちすぎたこともあるようです。母子の絆は強く、将軍なってからも綱吉は、母親の言いなりで、毎日、母親の住まいを訪れたとか。そこで綱吉が頼まれたのが・・・

アレもコレも建てちゃいました
仏教を深く信仰した母の頼みは、伊勢神宮をはじめ、東大寺大仏殿の再興、京都では、今宮神社や善峰寺など、全国で106以上の寺社を造営すること!費用は推定で70万両を超え、幕府の財政が困難になります。

して、綱吉は!!?
貨幣の鋳造で乗りきろうとしますが、結局失敗して、より物価が高騰して庶民の生活を圧迫することに・・・そして、悪政といわれることに。

余談ですが、当時は批判の嵐だった取り組みも、時が経てば評価されることもあり。綱吉親子が再建した寺社仏閣は、現在も代表的な観光スポットととして知られています。さらに、応仁の乱で荒廃した京の復興を江戸幕府が支えた陰に、桂昌院ありとも言われています。

このお玉さんは、時を越えてもご活躍なさっていて、毎年5月の今宮神社のお祭りに、2002年から「玉の輿」という本物の御輿が参加し、その御輿に乗るのは、高さ1メートルはあろうかという京人形のお玉さんらしいです。

来週は、いよいよ戦国に入るプロローグ・・・「悪女!?スーバーウーマン!!?日野富子」をお送りします。


2011年02月16日 12:20

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コメント

 お久しぶりです。今の京都では御遠忌に合わせて博物館で法然の展覧会が行われています。という事で、いずれの日か法然の特集を
してみたら面白いと思います。それでは今晩のお江を楽しみにしています。短文ですが、これで失礼致します。

佐々木 尚志

投稿者 佐々木 尚志  2011年04月15日 15:23


佐々木尚志 様

佐々木さま、こんにちは。法然上人……浄土宗の開祖ですよね。また一度、調べてみます。お江、お楽しみ頂いてましたら幸いです^^
いつも投稿いただき、ありがとうございます!

編集部 山脇

投稿者 時代MAP 編集部  2011年04月26日 10:32


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