2011/02/21
【JIDAIMAP MEETINGおさらい】悪女?それとも・・・日野富子に迫る!
JIDAIMAP METTINGは、以降の放送で一ヶ月ほど戦国時代の基礎知識という回を予定しておりますが、その前奏として今週のテーマは日野富子。応仁の乱のきっかけをつくったといわれ、「天下の悪妻」と呼ばれます。なかなか強そうなネーミングです。番組の趣旨的には、富子さんは、今では評価する声も一方ではあり、本当に悪妻か否か!!?という切り口で進めていきました。そんな富子さんが、どうして応仁の乱を起こすきっかけをつくったか・・・そんなところも含めてご紹介します。
日野富子さんといえば、室町幕府の第8代将軍・足利義政のファーストレディ。代々、将軍家に関わりのある公家の娘さんという、非常に高貴な出のかたです。
義政といえば、侘びさびの代名詞ともいえる名建築・銀閣寺をつくった将軍。後世に残る「東山文化」を完成させました。しかし、この人の思いは、「政治嫌い!!芸術したいのじゃ!」(注・勝手にデフォルメしてます!)。
この義政、政治に嫌気がさしていたのと、自分には男子が生まれないと思い込んでいたために、ついに事を起こします。将軍後継を、弟に(還俗させてまで)勝手に決めちゃうわけです。しかも、地元でブイブイいわせている有力武将・細川勝元を後見人にして。これにビックリしたのが奥方の富子さん。その後、富子さんは男児を出産。こうなれば当然、心情としては、将軍職は息子に・・・!と思うのが筋ってもので、細川氏に対抗できる有力者・山名宗全を息子の後見人にすえて対抗。この将軍後継者争いに、もともと家督争いでもめていた細川氏と山名氏の争いが加わって、京都を焦土に変えてしまうほどの戦争「応仁の乱」が勃発してしまうのです。
息子を無事将軍の地位につけることに成功した富子さんは、仕事を放棄した夫に取って代わって室町幕府の実力者として活躍し、お金をたくさんためて、それを火の車の国家財源に充てたり、応仁の乱を早期に終結させるための袖の下資金にしたりと、バリバリ働いていきます。
息子のために、立ち上がった富子さん。意見は諸々分かれるところだと思いますが、彼女を悪妻と呼ぶか、はたまた違う見方をするのか・・・。
俯瞰的に見ることができるのが、歴史の楽しみでもあります。
皆さんも、ラジオの前で二人と一緒にあれやこれや考えてみませんか??
来週は、戦国時代の基礎知識part1をお届けします!
2011年02月21日 18:16
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