2009/11/17

【JIDAIMAP MEETINGおさらい】古代史のヒーロー・聖徳太子に迫るPart2!!!

先週に引き続き、今週は聖徳太子の第二段!

聖徳太子といえば、日本古代史界のスーパーヒーロー
今週は、彼が推し進めた政治改革を中心にお届けしました。
その中身まさに、“構造改革”。
なんだか、情熱大陸とかそういう番組で、彼のドキュメンタリーとか見てみたいな・・・。

ちなみに、まったく放送外の話。
聖徳太子は日本初のファッションリーダーであるというお話をチラと聞いたことがあります。彼のトレードマークでもある髪型「鬟」(みずら)ヘア(Mみたいな形の・・・)を、彼が始めたのち、廻りの男子もこぞって真似て、あっという間に流行したそうです。。。

さてさて余談はさておき、早速おさらいを。

●なんとなく聖人的イメージ・・・結婚はしていたの?

4人の妃がいたのは確かで、5人いたとも言われております。当時は一夫多妻の世で、子供は合計して14人くらいいたそうです。素晴らしく子だくさん。見習わねばなりませんが、一夫多妻は嫌だなあ。男性にとっては、うらやましい限りでしょうか??(^^;)


●新政権発足。まず取り組んだ冠位十二階とは?!

隋と対等に交流できる国家の建設の、最初の試みが、603年制定の「冠位十二階」です。
これまでは政権内での役職は、主要豪族たちの世襲が主でしたが、冠位十二階の制定により、役職は世襲ではなく個人の能力に応じて与えられるように・・・。つまり、本当にさくっというと、
“枠をとっぱらっっちゃった”
というわけです。これ即ち、構造改革。かなり大胆な取り組みだし、きっと反発もあったんじゃないかなあと。

●出世欲に火をつけた?

官位十二階の内容は、徳(とく)・仁(じん)・礼(らい)・信(しん)・義(ぎ)・智(ち)という位を大小に分けて十二階とし、それぞれに6色の冠を与えたもの。大徳・小徳冠は紫色、大仁・小仁冠は青色など・・・。ちなみに、12の位階は固定的なものではなく、功績が認められれば昇格のチャンスも与えられたとか。人目で、この人はエライ!とかいうのがわかるので、いつか紫をゲットしてやる!という出世への情熱に火がつく人もいたのでは?・・・と松岡編集長でした。

●なぜか心に響く『憲法十七条』の言葉

官位十二階の翌年、制定された憲法十七条。あらためて天皇中心の国家体制樹立が強調されたわけですが、これは官僚として朝廷に仕える豪族が守るべき道徳的規範、心構えを示したものだそう。

「一に曰(いわ)く、和を以(もっ)て貴(たっと)しと為す。忓(さか)ろうこと無きを宗と為す」。
(=)
「ひとつ、和を大切に、人とあらそわないように心がけなさい」からはじまる。」

条文はこんな風にはじまりますが、すなわち誠実に働くこと、大王を絶対視すること、仏教を敬うこと、などが主な内容。

ほかにも、

・善と悪をよくみきわめなさい。 
・適材適所で仕事をきちんとしなさい。
・信を忘れてはなりません。
・意見の違う人の言葉を聞きなさい。 
・民から勝手に税をとってはいけません。 
・同僚の仕事の内容を知っていなさい。 
・人をうらやんではなりません。
・ものごとはひとりできめてはいけません。

・・・・・・etcetc

などなど、なんだかすごく心に響く内容・・・・・・。
ありがたや~ありがたや~って、ちょっと違いますか?(笑)
基本的な人として・・・のようなことの教えにも思えます。
しかし、言葉で言うのは簡単ですが、毎日のなかでは、時になかなかうまくいかないこともありますよね。でも、だからこそ掲げることは大切なのかも。
今も昔も変わらないですね。1400年前の訓示に心を打たれたのでした(^^)

さて、その後内容は遣唐使、太子のその後の生涯など、奥深~い話にずぶずぶと。
最後は、編集長が訪ねた聖徳太子ゆかりの地、法隆寺の紹介で幕を引きました。


☆本日のMAPコーナー☆
法隆寺

聖徳太子の父・用明天皇が病気平癒を願って建立を命じたものの、志半ばで崩御。その意思をついで太子が建立。

編集長『京都の寺院を見慣れている目には、東大寺などそんなに違和感はないのですが、やはり何かこう日本的ではない中国的なイメージの装飾があり・・・一方ではギリシアのパルテノン神殿のような意匠も見られ・・・う~~む、飛鳥時代特有の建造物だと感じました』といたく感動されていました。
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1

2009年11月17日 12:20

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