2009/06/26

お庭も、建物も表現の舞台。 嵯峨野・大覚寺で現代アートが花開く!

▼突然ですが、この方は何を覗いておられるか、皆さんお分かりになりますか?

▼視線の先には・・・・・・えっ、山登り!!?
クライマーを発見です(@O@)!!!


作品名:mountain /庭に配された石、そこへ向けられたスコープを覗くと、登山者が見える。

さて、ここは富士山でもエベレストでもありません。
嵯峨天皇の別荘地、嵯峨野にある大覚寺の庭園でございます。

いったい、何事かと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)今、ここ大覚寺さんで、大変ユニークな美術展が行われています。
その名も、「out of place/アウト・オブ・プレイス」。
(主催:京都嵯峨芸術大メディアアート研究室

大覚寺そのものを表現の場と見立て、映像や写真を駆使し、寺の歴史などをテーマにした作品が公開されています。
大覚寺そのものが、平安貴族たちの邸宅・寝殿造の面影を今に残したなんとも古典的な美しさを称えた空間ですが、それが現代美術と交差し、えもいわれぬ世界観を紡ぎだしています。


作品名:風信子(ふうしんし)/人物のシルエット写真を布にプリントし、かつて寺にいた稚児たちの中性的な魅力を表現


作品名:Hermaphrodite(エルマフロディテ)/政治的な理由で幼くして出家した皇子を想った作品。正寝殿にあるウサギの絵が描かれた障子のある部屋からインスパイアされたという。

かっ~~こいい!!!

主催された京都嵯峨芸術大メディアアート研究室さんによると、

「境内の庭園に新たな映像を重ね合わせることで鑑賞者に庭園の構造を再確認してもらう試みや、LEDを用いた作品、さらにプロジェクターで襖に映像を投影するビデオインスタレーション作品などが展示され、メディアアートを中心とした様々な作品を通して普段とは異なった大覚寺の魅力を引き出してくれることでしょう。歴史ある旧嵯峨御所 大覚寺 門跡の空間で展開される、どこの場所でもない新しい空間を作り上げようというコンセプトで構成された展覧会にご期待下さい」とのこと。

古きを守りつつ、新しきを創造する――ある意味、この京都スピリッツを見事なまでに体現された取り組みだと感じました。
企画展の会期は、~7月5日(日)まで、見学時間は9:00~16:30で、拝観料として大人500円/小中高300円が必要となるそう。

暑いし、週末はインドア派・・・と思われているそこのあなた!今週末のお出かけは、涼を求めがてら風光明媚な嵯峨野でアート時間を満喫!してみては、いかがでしょうか? 

2009年06月26日 14:48

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