2009/06/23
JIDAIMAP MEETINGおさらい~文化人としての直江兼続
こんにちは、時代MAP編集部の有田です!
2週連続で、直江兼続を特集したJIDAIMAPMEETING☆ 今週も“兼続ネタ”でビビる大木さん&編集長の真夜中の歴史トークは盛り上がりましたよん。
兼続といえば、兜に輝く“愛”、そして主君・上杉景勝(かげかつ)ゆずりの“義”の精神で戦国時代を走りぬけた武将というイメージ。ですが、実は! とってもインテリ~な一面も持っていたんですよ、彼。戦いの場でさえも書物を読むほど学問を愛し、手に入りにくい、大陸の歴史書や詩文集なんかを集めていたみたい。
彼のインテリ文化人な顔として、代表的なエピソード、それは“本を出版した”ということ! その本というのは、中国の詩文集『文選(もんぜん)』という書物で、官吏登用試験、今でいう公務員試験を受ける人たちの必読書でもあったぐらい、とっても貴重なものだったのだそう。平安期から日本で読まれていたんですが、この当時は入手が超困難。そんなレア本の出版に踏み切った兼続。「え!! そんな昔に印刷とかめちゃ大変そう☆ よく出来たなぁ」って思った方☆ そうなんです、めちゃ大変だったんですよ。印刷技術はこの頃、ヨーロッパや朝鮮半島から入ったばかりの超・高価な技術で、と~ってもお金がかかったのに、兼続、自腹でドドーーンと本の印刷に巨額を投じたんです。しかもそれは、関ヶ原の戦い後で石高をがっつり削減された後のこと。かなり財政的にカツカツなときに、出版に踏み切るなんて、兼続の熱意というものを感じずにはいられないです……。
兼続の文化人っぷりについて、京都・妙心寺の禅僧・南下玄興(なんかげんこう)は、「自分の利益だけを考えている人たちばかりの世の中で、利害を捨てて義をつくす人」とベタボメ☆ 兼続は、秀吉の天下時代、京都に滞在していた時に、玄興から『古文真宝後集抄(こぶんしんぽうこうしゅうしょう)』という詩集の注釈書を21冊借り、書き写したんだとか!! この頃、気軽にコピー♪ってな分けにもいかないので仕方ないのですが、兼続の学問に対するアツい思いが分かりますよね。
ちなみに、石田三成や徳川家康など、戦国武将たちの中で本を読む人は意外と多かったみたい。歴史書などがよく読まれていたそうなので、本を通して乱世を行きぬく方策を見出していたのかも!
☆本日のMAPコーナー☆
「要法寺(ようぼうじ)」
兼続が『文選』を印刷させたお寺。安土桃山時代にこの寺院の僧・日性(にっせい)が活字印刷を行っていたことから、この場所が選ばれたそう。このお寺にある清涼池(せいりょういけ)には5年前から、春先になるとカモの夫婦がやってきてすみつくよになったんだそう。梅雨になり、池の水かさが高くなったタイミングで、池で生まれた子ガモと一緒に陸地に飛び移り、近くの鴨川へ歩いてお引越し。その姿がなんとも愛らしいそうですよ。
住所 京都市左京区新高倉通孫橋上ル法皇寺町
地図はコチラ
次回(6/26)の放送は、歴女にも大人気、戦国時代きっての“かぶき者”前田慶次に迫ります!! 直江兼続とも関係の深い人物だったとか!? 乞うご期待☆
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2009年06月23日 10:14
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