2009/02/20

「東風(こち)吹かば…」梅ほころぶ北野天満宮で、かの名歌を一句

こんにちは、時代MAP編集部の山脇です。暖かくなったり寒くなったり、なかなか落ち着きのないお天気模様が続きますが、2月ももう下旬に差し掛かりました。春はもうそこ!そんなわけで、春にちなんだ有名な歌を一句。

「東風(こち)吹かば、匂ひをこせよ梅の花、主(あるじ)なしとて春なわすれそ」

この歌は、平安時代の学者・菅原道真が大宰府に左遷される時に、都への別れの世辞に歌ったものです。道真公は博識で時の天皇の信頼厚く、当時の国家中枢で政治改革を推し進めるスーパーエリートでした(一説によると、美男子で女性に人気があったとも!)。ところが、対立する藤原時平に破れ、無実の罪で大宰府に左遷となってしまい、無念の死を遂げました。その後、京の都では疫病や天災などが相次いだために、都の人々は道真公の祟りだと恐れ、道真公の魂をなぐさめるためにこの北野天満宮を建立したそうです。

――ところで、東風(こち)とはいったいなんのことでしょう?
答えは、春風。

「私が居なくなっても、春になったらちゃんと咲くんだよ」

この道真公の残した歌に込められた意味は諸説ありますが、なんだか、グッとくる詩の内容です(><)この菅原道真と梅の花に関して深くお知りになりたい方は、『京都時代MAP 平安京編』をぜひともご一読ください(^^)
道真公の歩んだ人生に思いを巡らせながら、北野天満宮の梅の花を見るのもなかなかオツなものですよ。

北野天満宮の梅の花は、3月中旬ごろまで見ごろです。(梅花祭は2月25日開催)
ただ、私としては、東風が吹いてしまうと、風に乗ってふわりと春の使者!?がやってきて、思いがけずにくしゃみをしてしまうのですが…(笑)


白梅、紅梅など50種2000本の梅の花が楽しめます


お茶とお菓子も楽しめます

2009年02月20日 21:45

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